「想定外」と「原発」は両立できない
原子力規制委員会・田中俊一委員長:
原発の危険性を懸念する一市民として、鹿児島県川内原発の審査書を撤回し、火山噴火に関するモニタリングが万全に整うまで再稼働許可を見合わせることを求めます。先日の長野県・御嶽山の噴火は何の予測もなしに起こり、また、火山噴火予知連絡会の藤井会長は、日本全国の気象庁による火山のモニタリングが不十分だと強調しています。川内原発は、いつ巨大噴火を起こすか分からない多数の火山に囲まれているため、地元の市民の安全が保障されるまで再稼働を見合わせることが規制委としての責任です。
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規制委は先月、火山検討チームを設けたうえで川内原発の審査書を正式決定し、再稼働を許可しました。ですが、火山噴火予知連絡会は、日本全国の気象庁による火山のモニタリングが不十分であるとの認識を示しています。現に先日の御嶽山の噴火は、「想定外」だったと専門家は口を揃えます。それでも日本政府や鹿児島県知事は、手続きを着々と進め、早ければ年明けにも川内原発を再稼働させようと躍起になっているのです。
何十万もの人々が再び「想定外」の大惨事に見舞われるような事態は、何としてでも避けなければなりません。さあ、火山活動のモニタリングに十分な信頼性が得られるまで川内原発の審査書を撤回し、再稼働を見合わせるよう規制委に呼びかけるため、今すぐ署名に賛同しましょう。15,000人の署名が集まり次第、Avaazは私たちの訴えを規制委へ届けます。
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